一切法を観察するに。悉く因縁より起こる。生なきが故に滅無し。
一事をこととせざれば、一智に達することなし。
長者の万灯より貪者の一灯
牛にひかれて善光寺詣り
化野の露鳥辺野の煙
何事も因縁
坊主憎けりや袈裟まで憎い
一事を専らにせんすら、本性昧劣の根器、今生に窮め難し。努々学人事を専らにすべし。
願わくは此の功徳を以って、普く一切に及ぼし、我等と衆生と皆共に、仏道を成ぜんことを。
愛憎に随って浮沈し、貴賎に任せて軽重す。
色観音に取持地蔵間男薬師
法皇牟尼は、大海の針、妙高の線を仮りて、人身の得がたきを喩況し、古賢禹王は一寸の陰、半寸の暇を惜しみて、一生の空しく過ぐることを歎勧せり。
地獄の沙汰も金次第
眠りえぬものに夜は長く、疲れたる者に五里の路はながし。正法を知ることのなき愚かなる者に、生死の輪廻は長し。
拈華微笑
期するところは一得永不失の戒、憑む所は弥陀兆載劫の願なり。
有為転変の世の習い
門松は冥途の旅の一里塚
山門から喧嘩見る
かなしみはわたしたちを美しくする花
思想、哲学というのは、本当に飢えて、苦しんでいる人間には役に立たない
無所得を以て方便と無し、無上第一義の為に金剛不懷不退の心願を発す。
涅槃寂静
莫妄想